楽しみ方とマナー
タカブシギ
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野鳥と向き合う
ノゴマ
野鳥観察は誰でも気軽に楽しむことができる活動の1つですが、いくつかのツールやちょっとした工夫があると、その楽しさは更に広がります。
また、少しの気遣いや配慮を持つことで、野鳥を取りまく自然を守り、周囲の人達と良好な関係を築きつつ、自分自身も気持ちよく観察することができます。
ここでは、皆様に参考としていただきたい、野鳥観察の楽しみ方とマナ-についてご紹介します。
楽しみ方
楽しみを広げるツール
- 双眼鏡
野鳥は肉眼でも観察できますが、遠くにいたり警戒心の強い野鳥を観察する時には双眼鏡が役立ちます。じっくり観察すれば種類もわかりやすくなり、野鳥の意外な習性も知ることができます。 - 野鳥図鑑
野鳥を見つけたら、図鑑で調べてみましょう。オスとメス、成長と幼鳥で色や模様が大きく異なる野鳥も少なくありません。図鑑で調べることで、特徴や生態を詳しく知ることもできます。
楽しみを広げる工夫
※下記の観察ノートフォーマットをお使いいただけます。
※冬期、かもめ島では除雪等は行われていません。野鳥観察を行う場合は十分ご注意ください。
- 観察ノート
野鳥を観察する時は、観察ノートをつけてみてください。あとから見返すと季節や場所毎に観察できる野鳥を知ることができます。野鳥図鑑と一緒に見返すのもお勧めです。
また、観察ノートには、観察中のエピソードや風景なども記録しておくと、野鳥観察の楽しさがより一層広がります。 - 身近なフィールド
野鳥観察はまず野鳥と出会うことから。すぐに出掛けることができる自分のフィールドを1つ持ってみてください。身近な場所でも意外なほど多くの野鳥が生息しており、見たことのない野鳥との出会いや、普段見かけるスズメ等でも、じっくり観察すると新たな発見があるはずです。 - 観察は安全に
観察する場所は安全とは限りません。天気の悪い時や夕暮れ時は視界が悪くなり、思わぬ怪我をすることもあります。時には周りの景色を楽しんだりする余裕を持ち、安全を確保しながら観察することが大切です。
マナー
自然はそのまま、あるがまま
- 自然環境を保全することは、野鳥に限らず動植物が自然のままに生きていく上でとても大切なことです。
- 植物を取ったり、岩を移動させたり、小川を堰き止めたりするなどの行為は生態系に悪影響を与える恐れがあります。
- 野鳥に餌を与えることは控えましょう。
巣に近寄らない、ヒナを拾わない
- 野鳥の多くは警戒心が強く、環境の変化などにストレスを感じ巣を捨ててしまうことがあります。
- 特に春から夏にかけての子育ての時期は、親鳥の警戒心が強くなり、人が近づくと子育てを放棄してしまうことも。
- 巣立ちの時期はヒナが巣から落ちてしまうことがありますが、近くで親鳥が見守っています。
- 巣には近寄らない、ヒナを拾わない。静かにそっと観察しましょう。
周囲への配慮は忘れずに
- 野鳥観察をする場所には、景色を楽しだり、登山や山菜採りをする人などもいます。
- 多くの人が利用する場所を長い時間独占することや、通行の支障になるところでの観察は他の利用者の迷惑です。
- 私有地への無断立ち入りや車の迷惑駐車は、土地の所有者や地元の人とのトラブルに発展することもあります。
- 譲り合いの気持ちと周囲への配慮を忘れずに、気持ちよく野鳥観察を楽しみましょう。
ゴミは持ち帰りましょう
- 自分の出したゴミを持ち帰ることは、野鳥観察に限らず当然のマナーです。
- ゴミの落ちていない自然は、自分もほかの人も気持ちがいいものです。
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