四季の野鳥
かもめ島で四季ごとに観察することができる代表的な野鳥たちを紹介します。
かもめ島には、年間を通じて生息している野鳥がいる一方、渡り鳥たちも中継地として多く利用しています。
海辺に生息する野鳥・山奥でしか見られないような野鳥など、季節の移ろいとともに様々な野鳥たちを観察することが可能です。
春(3~5月)
緑の芽吹きとともに、賑やかとなる小鳥たちの声が春の訪れを告げます。ふらっとかもめ島に立ち寄るとなんとなくウキウキしてしまう季節。
夏を過ごすため大陸へ渡る道中の野鳥、反対に大陸から帰ってくる野鳥たちが、かもめ島に寄り道する姿を多く目にすることができます。
春に観察できる主な野鳥
オオハム、ヒヨドリ、メジロ、コムクドリ、ジョウビタキ、アオジ
夏(6~8月)
渡りの時期も過ぎ、かもめ島でもっとも穏やかな日々がやってきます。短く素晴らしい夏を謳歌するように鳥も人も歌う季節。日本海に沈んでいく夕日の眺めも一見の価値ありです。
夏鳥や一年中をかもめ島で過ごす留鳥たちが、餌を巣に運ぶ姿を目にすることができるかもしれません。
夏に観察できる主な野鳥
コチドリ、ヤマセミ、イワツバメ、センダイムシクイ、オオヨシキリ、ムクドリ
秋(9~11月)
周囲が色づき一年でもっとも彩りに溢れる秋。暑さも和らぎ、かもめ島の散策に好適の季節です。一方でだんだんと寒さも増し、わびしさを感じる季節でもあります。
迫り来る冬を感じた渡り鳥たちが、群れをなして足早に通り過ぎていきます。
秋に観察できる主な野鳥
マガモ、アオバト、アカゲラ、ヒガラ、シジュウカラ、ルリビタキ
冬(12~2月)
たば風と呼ばれる季節風が吹きすさぶ厳しい冬です。かもめ島もすっかり雪化粧し、海上に鎮座します。
過酷な季節にもかかわらず観察できる野鳥は意外と豊富。岩場で寒さに耐えるカモ類や強風に負けず飛び交うカモメの仲間達などなど、野鳥たちの力強い姿を観察することができます。
冬に観察できる主な野鳥
ヒドリガモ、シノリガモ、クロガモ、ウミアイサ、カモメ、ワシカモメ、オジロワシ、シメ
- Menu -