豚熱・アフリカ豚熱に関する情報
最新情報は農林水産省ホームページ「豚熱(CSF)について」及び「アフリカ豚熱(ASF)について」をご覧ください。
令和6年10月24日に、檜山管内での豚熱の発生を想定した防疫演習を開催しました。詳細はこちら
国内における発生状況について
豚熱
豚熱(CSF)とは、ウイルスにより起こる豚・いのししの熱性伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴です。治療法は無く、発生した場合の家畜業界への影響が甚大であることから、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定されています。
国内では平成30年9月に26年ぶりに豚熱の発生が確認され、その後、野生いのししを介して感染地域が拡大しています。
本病ウイルスの確認地域を中心に、豚飼養農場における豚熱ワクチン接種の実施や飼養衛生管理基準の強化・徹底により、国内清浄化に向けた取り組みを推進しているところです。
なお、道内では、平成30年以降、豚熱の発生は確認されておらず、ワクチン接種も実施しておりません。
アフリカ豚熱
アフリカ豚熱(ASF)とは、ウイルスが豚・いのししに感染することによる発熱や全身の出血性病変を特徴とする致死率の高い伝染病で、ダニによる媒介・感染畜等との直接的な接触により感染が拡大します。
有効なワクチンや治療法はなく、発生した場合の家畜業界への影響が甚大であることから、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定されています。
国内ではこれまで本病の発生は確認されていませんが、韓国など近隣国で発生が確認されており、海外旅行客など人や物の動きにより、国内へのウイルス侵入リスクは非常に高まっているところです。
なお、現在国内で発生している豚熱(CSF)とは、全く別の病気です。
豚熱・アフリカ豚熱の侵入防止のためのお願い
道民や来道者の皆様へ
おみやげや個人消費用の畜産物は検査証明書の取得が難しいため、肉製品や動物由来製品のほとんどは、日本へ持ち込むことができません。
詳しくは動物検疫所ホームページ「肉製品などのおみやげについて」をご確認ください。
畜産農場及び畜産関係者の皆様へ
ワクチン接種地域(北海道以外の全都府県)から豚等が移動してこないよう、導入元を確認してください。
飼養衛生管理を徹底いただくとともに、早期発見のために毎日しっかり観察していただくようお願いします。
豚熱を疑う異常が確認された場合は、直ちに管理獣医師や檜山家畜保健衛生所まで通報してください。
道内で狩猟される皆様へ
野生動物は、家畜の伝染病のウイルスなどの病原体をもっていることがあります。
また、野生動物の生息場所では、その環境も病原体で汚染されている場合があります。
山などで狩猟をされている方、有害鳥獣を駆除されている方につきましては、農場に伝染病を侵入させないよう、以下の点に注意いただきますようお願いします。
- 農場では、伝染病が侵入しないよう日頃から衛生管理を徹底しています。近隣の農場にむやみに立ち入らないでください。
- 狩猟で使用した長靴、器具、車両には病原体が付着している可能性があります。山などで使用した後は、泥落とし、洗浄、消毒を徹底してください。
- 特に、本州では、野生いのししでも「豚熱」が確認されています。本州の狩猟者の皆様が来道される場合、本州で狩猟に使用していた長靴や器具を持ち込まないこと、また、やむを得ず持ち込む場合は、泥落とし、洗浄、消毒を徹底してください。
注意喚起リーフレット
日本語
English(英語)
한국어(韓国語)
简体字(中国語)
繁体字(台湾語)
檜山振興局管内の相談窓口
豚熱を疑う異常が確認された場合は、直ちに檜山家畜保健衛生所(電話:0139-52-0707)または檜山振興局農務課生産振興係(電話:0139-52-6574)までご連絡ください。