令和3年度檜山地域農業づくり懇談会

令和3年度檜山地域農業づくり懇談会

檜山農業改良普及センターが行う普及事業について、効率的・効果的に展開し、
今後の普及活動に活かすことを目的に、農業関係者など外部の有識者による評価を
実施しました。

1 開催方法  書面開催

2 説明資料
  (1) 農業改良普及センターの概要(PDF 1.46MB)
  (2) 評価課題
   ① 重点活動「省力的・持続可能な地域農業の確立」(PDF 402KB)
   ② 水稲低コスト省力化栽培の普及拡大「水稲密播技術導入」(PDF 622KB)
  ③ 地域農業を支える多様な人材の活躍「農福連携」(PDF 461KB)

3 主な意見・感想等
  (1) 重点活動「省力的・持続可能な地域農業の確立」
  ・ 畑作物の適正施肥や防除は、地域全体に及ぼすメリットがあると思う。
       特に、肥料価格が高騰している昨今では、肥料費の縮減に興味がある
   生産者が多くいると感じる。
    ・ 自動かん水システム導入の検証と普及について、農業改良普及センターの
   役割が重要であり、一層の指導・助言をお願いする。
  (2) 水稲低コスト省力化栽培の普及拡大「水稲密播技術導入」
  ・ 農家アンケート調査の声からも、密播中苗栽培に対する農家の期待を感じる。
      育苗管理の難しさや個人差が課題とのことですが、技術の平準化や取組戸数
   が増加する活動に期待している。
    ・ 米価が下がる一方で、いかにコストをかけない米作りを目指すことが大事に
   なってくる。その中で、密播中苗が農作業の省力化、労働力の削減に期待できる
   から推進すべきである。
 (3) 地域農業を支える多様な人材の活躍「農福連携」
  ・ ハウスアスパラガスの除草・側枝除去以外にも実例があれば情報提供願い
   たい。
      労働力不足解消の取組としての成功事例が多く紹介されることで、管内の
   農業者に波及すれば定着していくのではないか。
    ・ 労働力不足が進んでいるなかで、作業の簡単なものを福祉関係者にやって
   もらうことが、今後期待できる活動になってくると思う。どんどん推進して
   欲しい。
  (4) 普及センターに対する要望、意見
  ・ 人員が削減されることで、職員の皆さんに係わる負担も大きくなっている
   ようにお見受けする。
    普及センターの業務分野も技術・経営指導から新規就農・農福連携等の
   コーディネイト支援、地域活動の支援など多岐になっており、益々地域農業の
   指導に欠かせない存在となっていることを我々は日々実感している。
  ・ 地域に根ざした活動も多く、今後もこのような活動を継続していただくと
   ともに、地域への栽培技術の定着や農業人材の育成に引き続きご支援をお願い
   する。

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