

北海道における和人定住の歴史は、この檜山から始まりました。
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石崎漁港トンネル
石崎漁港にある「石崎漁港トンネル」は、石崎川の河口部に1934(昭和9)年に建設された漁港施設です。当時の小型漁船の風波転覆を防ぐために堤防によって川・海と隔てられた港と外界との通行を確保するという特異な機能をもつ特殊様式の設計です。
完成時には東洋唯一、世界的にも珍しいものでした。外界の影響が少なく、しけの時には、近隣の港からも避難してきたそうです。
岩山を穿いて築いています。長さ45m、幅9mの半円断面コンクリートブロック造隧道で坑門等には石材を用いています。北海道庁港湾課長の中村廉次(れんじ)による計画と伝えられています。漁船の大型化などにより、1983(昭和58)年に閉鎖されました。(国指定登録文化財)
現在、石崎漁港は釣りのスポットとして人気があります。9~10月上旬は、サケ釣りで賑わいます。「天の川」とともにサケの遡上が多く見られます。時期になると橋の上からもサケの姿が見え、川が黒く染まります。
所在地 |
〒049-0741
上ノ国町字石崎 |
連絡先 |
上ノ国町教育委員会
TEL 0139-55-2230
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所用時間 |
約15分 |
交通アクセス |
札幌から車で約4時間45分
【落部ICまで約2時間45分、落部ICから道道67号線・国道227号線経由で約2時間】 |
函館から車で約2時間30分
【国道227号線(中山峠)・228号線(追分ソーランライン)経由】 |
木古内から車で約1時間30分
【道道5号線経由】 |
江差から車で約45分
【国道228号線(追分ソーランライン)経由】 |
函館バス大留停留所からタクシーで約30分 |
地図 |

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