「WOOD ユーズひやま」のあゆみ

「WOOD ユーズひやま」とは

　道南スギをはじめとした地域材の利用促進を目的に、見て・ふれて・木のぬくもりを感じてもらうイベントで、令和５年度から檜山管内各地で実施しており、あわせて木工体験（木育イベント）を開催することで、多くの方に興味を持ってもらえるような活動をしてきました。

「WOOD ユーズひやま」活動内容

令和５年度

　道南スギを中心とした地域材を普及するため、檜山振興局と江差町・上ノ国町・厚沢部町の各役場に道南スギで作られた樽や建材のサンプル、管内の木造建築物や木製品の購入場所をまとめたパネルを設置し、道南スギの魅力を発信しました。

　　　振興局：樽・建材のサンプル　　　　　　　　　　　厚沢部町役場：パネル

　また、檜山振興局建設指導課主催のイベント「つくろう、たてようinひやま」に参加し、道南スギの建材やパネルを設置したほか、木工体験を実施しました。

　　　　　　道南スギの建材　　　　　　　　　　　　　　　木工体験の様子

令和６年度

　非住宅分野における木材利用推進に軸足を置き、PR活動イベントを実施しました。
　厚沢部町では２日間にわたり開催し、パンフレットの配布や地域材利用に関するパネル展示、木材クイズを実施し、来場者に対し木材利用の知見を深めていただきました。また、木製品遊具も設置し、子供たちが木に触れて遊べる空間をつくりました。
　江差町の産業祭りに参加し、パネル展示のほか、スタンプ塗り絵コーナーを設置しました。

　　　パネルを見てクイズに回答中　　　　　　　　　　　木製遊具で遊ぶ親子　

　　　江差町産業祭り出展の様子　　　　　　　　　　スタンプ塗り絵の様子

　また、檜山振興局建設指導課主催のイベント「つくろう、たてようinひやま」も前年と同様に参加し、パネルや木製遊具の設置のほか、道南スギや木材などに関する説明会を実施しました。

　　　　　　　　木製遊具　　　　　　　　　　　　　　　　　説明会の様子　　　

令和７年度

　令和６年度の事業を踏襲し、イベントの回数を増やしました。また、パンフレットやパネルを一新し、前年度に来場された方も新たな気持ちで楽しめるよう工夫をしました。
　また、木製品の販売店から商品を借り、実際の木製品を見てもらうほか、自由木工など木に触れて遊ぶことを重視した木工体験も実施しました。
　結果、前年度より多く参加者が集まり、木材の普及につなげることができました。

　　　厚沢部パネル・木製品の展示　　　　　　　　　　厚沢部自由木工

　　　上ノ国町パネル・テーブルの展示　　　　　　　上ノ国町木の輪切り体験

　　　江差町　樹木の見本等の展示　　　　　　　　　江差町木製オセロ・棒たおし

　　　せたな町　パネル・木製品の展示　　　　　　　　　せたな町　森のピタゴラス

　また、各町林業・建設担当者と建築関係事業者を対象に「地域材の普及推進のための視察勉強会」を森町で開催しました。
　この勉強会は檜山管内における非住宅の木造木質化への意識を向上させ、地域材の普及推進を図ることを目的としており、木造建築された事務所棟の見学や事務所設計者との講話を実施したほか、木材加工工場の見学を行いました。