檜山管内指導農業士・農業士会総会・研修会が開催されました

令和8年2月3日(火)、せたな町民ふれあいセンターにおいて、檜山管内指導農業士・農業士会総会・研修会が開催されました。

研修会では、地域で安心して農業を続けていくために役立つ内容として、ヒグマ対策や気候変動への備えについて学びました。

「ヒグマ対策~農業生産を安全に行うために~」では、檜山振興局環境生活課の西道技師から、近年のヒグマの出没状況や農作物被害の現状について説明がありました。特にデントコーンは被害を受けやすく、生ごみや収穫残さなどの誘因物を放置しないこと、収穫時期の工夫、電気柵の活用など、ヒグマを寄せつけにくい環境づくりの重要性が紹介されました。

「変わる檜山の気候~気候変動の影響はどこまで~」では、株式会社北海道気象技術センターの松岡会長から、檜山周辺でみられる気温上昇や真夏日の増加、大雨リスクの高まり、積雪や降雪の変化などについて説明がありました。あわせて、防災情報やハザードマップを活用し、地域の危険箇所を日頃から確認しておくことの大切さが共有されました。特に豪雨時には、橋の周辺など危険な場所に近づかないよう注意喚起がありました。

また、普及センターからは2つの情報提供を行いました。「地域先進事例調査による経営規模拡大に向けた対応策と課題」では、地域の先進的な農業者への聞き取り調査をもとに、規模拡大に向けた工夫や課題を紹介しました。特に、作業が一時期に集中する労働競合を避けることが重要であり、作付計画の工夫や機械・設備の活用、作業管理の改善などを組み合わせて、無理のない規模拡大を進める視点が共有されました。
「現有資産に基づく経営評価と投資判断~水稲編~」では、現在保有している機械や施設の負担を踏まえながらCVP分析を実施して、経営にどの程度の余裕があるかを把握し、今後の投資判断に役立てる考え方を紹介しました。

普及センターは、今後も管内の指導農業士・農業士会の皆さまの活躍を支援していきます。

総会の様子

ヒグマの標本

情報提供の様子

カテゴリー

檜山農業改良普及センターのカテゴリ

cc-by

page top