12月16日、せたな町の牧場で畜舎内の石灰乳塗布が行われました。
石灰乳塗布は畜舎消毒や衛生管理を目的として昔から推奨されてきましたが、手間がかかりすぎることがネックでした。しかし最近では資材・塗布機器ともに改良が進み、少人数で手軽に行うことができるようになりました。
当日は氷点下の気温でしたが、石灰乳調製にお湯を使うことで問題なく塗布することができました。
また、コクシジウム対策としてトライキルを混ぜて利用しました。
作業を行った酪農家は「思ったより簡単にできた」と今後の塗布作業へ手応えを感じていました。
※トライキル:コクシジウムに効果があるオルソ剤と逆性石鹸の混合剤、石灰との混合使用も可能
蓄圧式石灰乳塗布器
コンプレッサーをつないで蓄圧できる
石灰資材をお湯に入れ、攪拌機でかき混ぜる。
(当日気温ー6℃)
塗布開始前
軽く掃除をして目立つ汚れを取り除く。
石灰資材
商品名:デオドラントH
塗布のようす
手間が少なくらくらく作業
塗布完了
乾きも早く、きれいに仕上がりました。