檜山管内では43名の農業士が地域の様々な場面で活躍しています。
今回は、今金町の土橋龍二農業士の活動をご紹介します。
土橋氏は、今金町で水稲・畑作経営を行う農業者であり、今金町農業協同組合青年部の監事を務めています。
10月14日、檜山北高等学校で、今金町の農業士・土橋龍二氏による出前授業が行われました。
対象は、2年生の選択科目「農業と環境」を受講する生徒21人です。
今回の出前授業は、①檜山北高等学校の生徒と係わる機会を持ち、地元で働く立場から地域の事を伝えたいという気持ちとともに、②生徒達が今金町の魅力を自信を持って人に話せるようになって欲しい、そして③“何もない町”と感じてほしくないという土橋氏の願いから開催されたものです。
授業では、「今金町農業協同組合青年部の活動及び地元や農業の魅力」をテーマに、今金町で農業を行う土橋氏の紹介、農業の現状やお金と夢について土橋氏が生徒に問いかけながら行われました。
「農業にどんなイメージを持っていますか?」「“農業に関する10%未満”とは何を指すと思いますか?」といった質問を投げかけ、生徒が自ら考え、意見を出し合う時間も設けられました。生徒たちは真剣な表情で耳を傾け、農業への理解を深めていました。
今回の出前授業は、地域で活躍する農業士が直接若者と向き合い、農業の魅力と地元の可能性を伝える貴重な機会となりました。



