牧草収穫時の刈り取り高さは以下の理由から地上10cm以上の高刈りにすることが推奨されています。
- 牧草の再生が早まり、収量増加と植生の維持が図られる。
- 収穫時に土や堆肥等の異物を拾うリスクが減り、牧草の発酵品質が向上する。
普及センターでは牧草高刈りの効果を確認するため、実証ほを設置しました。
せたな町農業センターの牧草展示ほ(チモシー、オーチャードグラス)を使い、2つの刈り取り高さ(5cm、10cm以上)で一番草を手刈りしました。
今後、牧草の再生状況について、定期的にモニタリングを行い、効果を確認する予定です。
刈り取り適期を迎えた牧草展示ほ
2つの刈り取り高さに調整
手刈りでていねいに高さ調整
左:高さ10cm以上、右:高さ5cm程度