令和5年檜山管内指導農業士・農業士会夏期研修会が開催されました

7月4日、せたな町で檜山管内指導農業士・農業士会夏期研修会が開催され、会員と関係機関40名が参加しました。今回は、さつまいもと潮トマトについて研修しました。

夏期研修会が開催

せたな町のさつまいも栽培

さつまいもの人気は、近年、シンガポールやタイ等の海外で高まっています。一方で、主に九州以南では基腐病の影響もあり、国内の生産量は減少傾向にあります。そのため、道産さつまいもの海外輸出や生産拡大に大きな期待が寄せられており、せたな町での取り組みもはじまっています。

生育中のさつまいも

せたな町農業センターでは、冷涼な北海道でも収量が期待できる新品種「ゆきこまち」の栽培試験ほ場を視察しました。

せたな町農業センターのさつまいも栽培試験ほ場

その後、本格的なさつまいも栽培に挑戦している、大原氏のほ場を視察しました。また、ホクレン函館支所の菅野技師補より、さつまいも生産振興の取り組みについて説明して頂きました。

大原氏のさつまいもほ場

菅野技師補より説明

せたな町の潮トマト

潮トマトは、八雲町熊石の海洋深層水を使用した濃厚な味のトマトです。せたな町のブランド野菜となっています。
せたな町農業センターでは、この潮トマトの収量や品質の安定に向けた栽培試験を視察しました。

せたな町農業センターの潮トマト栽培試験

地域の新しい取り組みを知る、有意義な研修でした。

カテゴリー

檜山農業改良普及センターのカテゴリ

cc-by

page top