7月18日、普及センターが重点地区として活動する中野・中館地区で研修会を開催し、農業者、普及センター職員、計14名が参加しました。
研修会では、小豆のマメノメイガの発生状況および対策、カボチャの管理、ネズミ対策、熱中症対策について情報を提供しました。
小豆のマメノメイガでは、予察調査で捕獲した虫の実物や写真を見せながら、マメノメイガおよびその他害虫の特徴について目合わせを行いました。農業者からは「思ったよりもサイズが小さい」などの声が聞かれ、普段畑で目にする虫への理解が深まるとともに、防除の意識が高まる有意義な機会になりました。
また、ネズミ対策では殺そ剤やネズミの習性を踏まえた対策について紹介しました。本年は道南地域でネズミが大量発生し、農作物にも被害を及ぼしているため、農業者は「すぐ試してみたい」と興味を示していました。
当地区での重点活動は本年度が最終年度となりますが、これまでの歩みを礎に、農業者の課題解決に向け最後まで尽力していきます。
研修会の様子
マメノメイガの予察調査で捕獲した虫を農業者と確認