檜山の水環境

檜山の水環境


水質汚濁の要因

 水質汚濁の要因となる発生源は、水産加工場、畜産業、その他水を大量に使用する工場などから出る事業場からの排水や一般家庭からの生活排水等があります。
 水質汚濁防止法では、一定要件を満たす施設(以下、「特定施設」)について届出を義務づけるとともに排出基準を設けて規制を行っています。

 

管内の状況

 檜山管内における水質汚濁の状況については、1.固定発生源である工場・事業場が少ない。2.排水量が比較的少ない。3.小規模なものが多い。等のこともあり、特に大きな問題は発生していません。
 檜山南部を流れる天の川及び石崎川、檜山北部を流れる後志利別川では毎年水質調査を行っており、3河川ともに良好な水質状況が観測されています。特に後志利別川は国土交通省の水質調査で1987年~2022年までに通算22回の清流日本一に選ばれています。

 

特定施設の状況(R5.3.31現在)

 特定施設の内訳は、水産食料品製造業が最も多く全施設の18.9%、続いて、旅館業が17.3%、畜産業が16.8%となっており、3つの業種で半数以上となります。生活環境項目の排水基準適用となる日平均排水量が50立方メートル以上の事業場は30箇所あり、特定施設全体の18.6%となっています。

 

公共用水域(河川や沿岸海域等)に排水している事業者の皆様へ

 公共下水道に接続せず、公共用水域へ排水する際、水質汚濁防止法に定める「特定施設」の届出が必要な場合があります。次の項目の「特定施設」を確認いただき、該当する施設があれば地域環境係まで届出書を提出してください。何か分からないことがありましたら地域環境係にお気軽にお電話ください。

 

水質汚濁防止法についてもっと知りたい!届出の様式がほしい!届出の書き方が分からない!等の方は、北海道循環型社会推進課ホームページもご覧ください。

 ○水質汚濁対策(工場・事業場排水)について

カテゴリー

cc-by

page top