肝炎ウイルスについて
・B型肝炎及びC型肝炎の感染者は、全国に220万人から340万人いると推定されており、北海道内でも10万人以上いると言われています。
・肝炎ウイルス感染者は、病気が進行して、肝硬変、肝臓がんなど症状が重くなるまで自覚症状が現れないケースもあります。
・自覚症状として、全身の疲れやすさや食欲不振、悪心(おしん)、嘔吐(おうと)などがあげられます。
・ウイルス性肝炎は、適切な治療を受けることで、深刻な症状に進行することを抑えることができます。
・早期発見、早期治療のため、肝炎ウイルス検査を受けましょう。
肝炎ウイルス検査(B型、C型)
・江差保健所では、肝炎ウイルス(B型及びC型)検査を受付しています。
・完全予約制となっておりますので、事前に電話連絡もしくはご来所いただき、予約手続きをお願いします。
<受付窓口>
江差保健所健康推進課健康支援係
TEL:0139-52-1053もしくは0139-52-2475(江差保健所エイズ専用電話)
受付時間:開庁日9:00~17:00
無料で検査を受けることができる方
- 輸血や臓器移植を受けたことがある方及びフィブリノゲン製剤(フィブリノゲン糊としての使用を含む)、輸入非加熱血液凝固因子製剤を投与された方
- 薬物を乱用されていた方
- 入れ墨、ボディピアスをしたことがある方
- 肝炎ウイルス感染者と性的接触のあった方
- 予防接種法に基づく定期の予防接種を集団接種された方
- その他感染の可能性が疑われる方
検査当日の流れ
所用時間は1時間30分程度です。
・予約日時に江差保健所へお越しください。
・受付・事前カウンセリングを行います。(10分程度)
・問診等で健康状態を確認後、腕の静脈から約10mL採血します。(5分程度)
・1次検査の結果がでるまでに1時間程度お時間をいただきます。
*HIV検査、梅毒検査を同時に希望される場合には2時間程度お時間をいただきます。
・結果は江差保健所内にて、医師から説明させていただきます。
一次検査の結果、陰性であれば終了です。陽性が疑われる場合は、二次検査を行い、約2週間後に結果をお知らせしますので、再度、保健所への来所をお願いすることとなります。
検査を受けられる時期
・感染初期では、血液検査で感染のわからない期間があり、これをウィンドウ期と呼びます。
・信頼した検査結果を提供するために、感染の心配があった出来事から適切な期間を経過してから検査を受けていただくことが必要です。B型肝炎検査(HBs抗原検査)は2か月後、C型肝炎検査(HCV抗体検査)は3か月後の検査を推奨しています。
・江差保健所ではB型肝炎検査(HBs抗原検査)、C型肝炎検査(HCV抗体検査)の同時検査が可能です。
・受付時には、感染の心配のあった出来事を伺いますので、感染の心配があった出来事から2、3か月以上経過していることを確認し、相談・検査申し込みをお願いします。
リンク
北海道保健福祉部感染症対策局感染症対策課 (北海道の肝炎対策)