年末年始の体調不良に備えましょう
現在、江差保健所管内ではインフルエンザが流行しています。
年末年始は医療機関の診療体制が救急対応中心となります。
感染対策は一人ひとりの予防が大切です。万が一の体調不良に備え、楽しい年末年始を過ごしましょう。
管内の流行状況
最新の流行状況(2023年第51週)(12月18日~12月24日)
定点あたり |
注意報 |
警報 |
報告数 |
基準値 |
基準値 |
46.33 |
10.0 |
30.0 |
インフルエンザの感染経路
患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる飛沫感染や、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる接触感染があります。
インフルエンザの症状
・発熱(38度以上)
・関節痛、筋肉痛、全身倦怠感
・頭痛、咳、喉の痛み、鼻水
※おう吐や下痢など消化器症状がみられる場合があり、子ども、高齢の方、免疫力が低下している方などは重症化し、肺炎や脳炎を引き起こす場合もあります。
インフルエンザ対策のポイント
・ できるだけ人混みを避ける
・ 石けんを使った手洗い、消毒
・ 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
・ 咳、くしゃみ、鼻水などの症状がある場合のマスク着用、咳エチケット
・ 適度な湿度の保持(50~60%)、室内でのこまめな換気
・ ワクチン接種
体調不良時の対応
① セルフケアを行いましょう
水分と食事をとり、それぞれの症状に対応しながら、なるべく楽になるよう、自宅で安静にして過ごせるように、市販薬を常備しておく等の準備をしておきましょう。
つらい発熱や痛みを和らげるための市販薬は薬局・薬店で購入できます。
それぞれの症状への対応
【発熱】
安静にし、首元や脇の下を冷やしましょう。また、こまめな水分補給を心がけましょう。
熱があるときは、市販の解熱剤を用法・用量をよくご確認の上使用してください。
【のどの痛み】
だ液が飲み込めないほど、のどの痛みには「痛み止め」(アセトアミノフェン・イブプロフェン)が効果があります。
炎症を抑える「うがい薬」や「トローチ」や「のど飴」なども痛みを和らげます。
また、乾燥が大敵ですので、加湿器や洗濯物を干すなど、部屋を潤しましょう。
こまめな水分補給をすることも大切です。
【せき】
眠れないほどのつらい咳は、「咳止め薬」を使いましょう。
せきも、喉を乾燥させないことが大事です。
② 対応を相談したい
「北海道新型コロナウイルス感染症 健康相談センター」 にお電話ください。
0120-501-507(24時間)
③ 年末年始の管内医療機関診療体制(休日当番医情報)
月 |
日 |
曜日 |
医療機関 |
対応時間 |
電話 |
12 |
30 |
土 |
医療法人社団恵愛会 佐々木病院 |
12:00~17:00 |
0139-52-1070 |
12 |
31 |
日 |
乙部町国民健康保険病院 |
9:00~17:00 |
0139-62-2331 |
1 |
1 |
月 |
厚沢部町国民健康保険病院 |
9:00~17:00 |
0139-64-3036 |
1 |
2 |
火 |
道南勤労者医療協会 江差診療所 |
9:00~17:00 |
0139-52-1366 |
1 |
3 |
水 |
医療法人社団恵愛会 佐々木病院 |
9:00~17:00 |
0139-52-1070 |
※救急当番医は変更する場合があります。必ず当番医または最寄りの消防署に確認をお願いします。
④ 救急車を呼びたい
救急車の利用目安については「救急車利用リーフレット(高齢者版、成人版、子ども版)」をご活用ください。
高齢者(リーフレットはこちら)
成人(リーフレットはこちら)
こども(リーフレットはこちら)
全国版救急受診アプリ (愛称「Q助」) も参考にしてください
○子ども場合は、次の症状についても気をつけてください。
・生後3ヶ月未満で38℃以上の発熱がある
・短時間に複数回のけいれん、5分以上続くけいれん
こちらの「子どもの救急」についても参考にしてください。
* 地域の限られた救急車等の医療資源を有効に活用し、緊急性の高い症状の傷病者ができるだけ早く搬送されるように、救急車の適正な利用にご協力をお願いします。(救急車の適正な利用とは、本当に必要だと判断した場合には救急車をためらわないで呼ぶことであり、どんな状況でも救急車を全く呼ばないことではありません。)