管内の保育施設、高齢者施設、障がい者施設等の職員 様
感染性胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルス等)の集団発生を予防しましょう
感染性胃腸炎を代表するウイルス(ノロウイルスやロタウイルス等)は、非常に感染力が強いため、感染拡大を防止するためには、正しい知識と予防対策を理解することが必要です。
施設における集団発生は通年でみられていますが、特に1月から5月くらいに多く発生しているので注意願います。
何かわからないことがありましたら、保健所に相談願います。
発生が疑われる場合の江差保健所への報告について
おう吐、下痢、発熱など胃腸炎症状がある方が10名以上の場合、全利用者の半数以上発生した場合、重篤な患者が2名以上発生した場合は、直ちに江差保健所に電話連絡願います。
また、有症者が10名に達していなくても、早期探知で感染拡大を抑えることにつながるので、達しそうな場合は連絡をお願いします。
【電話いただいたときに確認する事項】
・施設の利用者数、職員数
・日にちごとの発生数、有症者の属性別(利用者、職員など)
・施設内でのおう吐など、感染を広げるような出来事
・消毒の実施状況、頻度
・給食施設の有無、共通食、イベントや行事の実施状況
・その他、必要に応じて
発生時に準備いただく書類等について
保健所に連絡いただいた後、感染拡大防止のため、感染症法に基づく調査に伺いますので、次の書類等を準備してください。
① 有症状者記録票(下記様式)
② 施設の平面図
③ 利用者・職員の名簿(クラスやフロア、性別、生年月日、住所、連絡先がわかるもの)
④ 利用者の出席簿、職員の勤務表
⑤ 施設の行事予定表とその参加者
⑥ 献立表
⑦ その他、必要に応じてお願いする場合があります。