311番外編
廃線間近な江差線。特別列車なども企画されました。
そんな特別列車や、普段は運行しない列車をご紹介します。
■臨時列車「えさし号」(H25.04.28)
平成25年4月28日に登場したのは、キハ183形の特別列車(3両編成)。
専用のヘッドマークや方向幕が掲出され、函館駅-江差駅を運行しました。当日は、撮影ポイントの1つ、宮越駅-湯ノ岱駅間の天野川橋梁付近に、多くの鉄道愛好家が訪れていました。
神明駅を通過する「えさし号」。ここにも鉄道愛好家の姿が。 |
湯ノ岱駅で停車すると、多くの乗客の方が降車して記念撮影。 |
宮越-湯ノ岱駅間の天野川橋梁付近を通過する「えさし号」 50名近い鉄道愛好家がシャッターチャンスを狙う。 |
江差駅に到着する「えさし号」。「ありがとう江差線」の文字が、廃線まで1年を切ったことを実感させる。 |
(左)江差駅を出発。市街地を抜けて日本海へ進む。 |
■軌道検測(H25.06.6)
平成25年6月6日に登場したのは、マヤ34形の軌道検測車。
江差駅では、機回しができないことから、前後をディーゼル機関車に挟まれて運行。
軌道検測車は、安全運行を図るため、レールの左右の間隔や高低などを調べる。
江差駅に停車中。日が傾きはじめる中、普段は |
(左)上ノ国駅近くの住宅街を通過中。(右)湯ノ岱駅停車中。 |
(左)湯ノ岱駅を神明駅方面へ通行中。白煙を出しながら、緩やかな傾斜をカーブ。
(右)中ノ沢橋を通過し、近くの踏切へさしかかる。 |
■江差線最期の日(最終運行日)(H26.05.11)
78年の長きにわたり、地域の足を支えてきた江差線も、平成26年5月11日をもって最終運行となりました。 |
(左)駅前は、開業当時を想起させる賑わい。 (右)駅には、5月11日付けの切符を買い求める鉄道愛好家などが、駅舎の外まで列をなした。 |
(左)廃線イベントの1つ。歴まち商店街協同組合によるちんどん屋も登場。 (左)最終運行日の翌日から木古内-江差間を運行する代替運行バス。木古内町、上ノ国町、江差町のご当地キャラがラッピングされたバスが鉄路に代わり地域の足を支える。 |
「さようなら」のヘッドマークを付けた気車。 |
ヘッドマークなしの車両。客数以外はいつもの光景であった。 |
吉堀-渡島鶴岡間は、最期の彩りとして桜が咲いていた。 |
神明-吉堀間。北海道の遅い春と共に去りゆく気車。 |
湯ノ岱駅で特別列車が停車中。 |
(上下)湯ノ岱-宮越間を走行。 |
江差を出て上ノ国へ向かう。 |
臨時列車「えさし号」の3号車 (H25.4.28) |
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