7月12日に普及センターの重点的な活動地区の「金原・鈴金HS(※)農業推進協議会」(以下:協議会)が、省力化や安定栽培を目指した現地研修会を開催しました。当日は農業者や関係機関を含め26人が参加しました。
現地研修会開催に当たり、協議会の宮本会長から「今年は協議会設立1年目で、今回が初めての研修会である。有意義の研修にしてほしい」と、挨拶がありました。
研修では地区内の若手農業者が実施している試験ほ場を視察巡回し、普及センター担当者が取り組み内容等について説明を行いました。参加者からは水稲の流し込み追肥の方法や、大豆の根粒菌付着に対応した追肥量に対する質問など、活発な意見交換が行われました。
普及センターでは今後も、協議会や関係機関と連携し省力化や安定栽培に向けた取り組みを支援していきます。
以下、視察巡回した試験課題名等
- 馬齢しょの早期萌芽抑制試験
- 水稲高密度は種に係る調査
- 水稲「そらゆき」施肥に係る調査
- ミニトマト主枝切換・2本仕立試験
- 大豆は種時期の見直し
(※)HS:ヒア・サスティナブル=「この地域で持続可能な」の意
馬鈴しょ早期萌芽抑制試験の説明
大豆根粒の付着状況と追肥について説明