未成年者に知っていてもらいたいこと

未成年者に知っていてもらいたいこと

1 たばこの害

たばこを吸うとこのような肺になります。

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肺は、吸い込んだ空気を取り入れたり、身体に必要な酸素を取り込む働きがあります。

たばこを吸い続けると肺が汚れ、酸素をうまく取り込めず、呼吸が苦しくなるほかに、肺がんなどにかかりやすくなります。

特に、喫煙指数が400を超えると、肺がんになる可能性が高くなります。(喫煙指数=喫煙本数×喫煙年数)

(例)1日20本(1箱)を20年間吸うと喫煙指数が400となります

2 喫煙によって身体に起きる変化

最初の一服から3秒以内にこんなことが起きます。

・有害な一酸化炭素が血液に入る

・心拍数の増加

・血圧の上昇

・喉への刺激

・煙による目への刺激

3 未成年者特有の影響

成長途中にある若者は、たばこの影響を受けやすいのです。

身体が成長している時期は、細胞分裂も活発で、そこへ有害物質が攻撃してくると遺伝子が傷ついてしまいます。

未成年の早い時期からたばこを吸い始めた人ほどニコチン依存症になりやすく、将来病気(がん、心臓病、脳血管疾患など)になる可能性が高くなります。

4 喫煙が及ぼす身体への影響

たばこの煙には多くの発ガン物質や有害物質が含まれています。

非喫煙者と比較したがん死亡率は下記のとおりです。

 

  男性  女性 
口腔がん  3.0倍  1.1倍 
咽頭がん  32.5倍  3.3倍 
食道がん  2.2倍  1.8倍 
肺がん  4.5倍  2.3倍 
膵臓がん  1.6倍  1.4倍 
子宮がん  -  1.6倍 
膀胱がん  1.6倍  2.3倍 

 

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