タバコによる健康被害

たばこによる健康被害

nos_lis.gif歯への影響

たばこを吸うと、ヤニ、黄ばみ、口臭の原因となり、歯周病にかかりやすくなります。

また、歯肉へメラニン色素を沈着させ、歯にはタールの沈着を引き起こします。

たばこを吸う人は、歯肉炎など歯周疾患が吸わない人に比べて1.6倍、歯石は1.5倍高くなります。

nos_lis.gif食生活への影響

「たばこを吸うと痩せる」といいますが、痩せません。たばこを吸うことで、

・食物の味を感じる舌の表面の味蕾(みらい)の働きが鈍くなる

・においを感じる働きが鈍くなる

・食べ物がおいしく感じなくなる

といった影響があります。

「食べ物をおいしく感じないから食べない=痩せる」といった状況になり、不健康になっているだけなのです。

医学的にみて、たばこは肥満より身体に悪く、1日20本吸う人と標準体重30kg超えている人は病気になる確率が同じくらいだといわれています。

nos_lis.gif肌への影響

たばこにより血管が収縮し、血行が悪くなり、栄養や酸素が肌へ行き届きません。

また、メラニン色素の代謝を行うビタミンCを消費させてしまい、肌が荒れたり、しみ、そばかすの原因になります。

たばこ1本でビタミンCは約25mg失われ、この量は1日に必要なビタミンCの約半分に相当します。

あなたは、1日に何本のたばこを吸いますか?

nos_lis.gif妊娠・子供への影響

妊娠している女性がたばこを吸うと、有害物質がへその緒を通って、胎児へ運ばれてしまいます。

妊娠中の喫煙は、非喫煙者に比べ、流産は1.5倍、早産は1.4~1.5倍増加し、出生児の平均身長、体重が減少したり、乳幼児突然死症候群(元気な子どもが、ある日突然死亡する病気)になる確率が4倍になります。

しかし、妊娠初期に喫煙していても妊娠3ヶ月頃までに禁煙すると、低体重児のリスクが非喫煙者の妊婦のレベルに近づきます。

もちろん、流産、早産なども禁煙が早ければ早いほどリスクが少なくなります。

あなたの可愛い赤ちゃんのためにも、早期の禁煙を!!

 

 

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