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最終更新日:2018年10月09日(火)

ドクガについて

大きい幼虫ほど毒針毛を多く持っていることから、大きな幼虫があちこちへ移動する6月~7月頃は毒針毛による害が多く発生します。

また、7月後半~8月前半頃に見られる成虫も毒針毛を持っており、街灯に集まったり、部屋に侵入したりして毒針毛による害を引き起こします。

ドクガが発生する時期には服装などに注意し、被害にあわないようにしましょう。

ドクガの成虫(2cm程度)  ドクガの幼虫(10月上旬) 
 ドクガの成虫写真  ドクガの幼虫写真

【ドクガの生態】

5月頃

越冬が終わり、幼虫の集団が見られるようになります。

6月頃

集団を解いて分散を始めます。

7月頃

繭を作り、その中でサナギになります。その後、約2週間で成虫になります。

8月頃

幼虫が好む植物の葉などに数百個の卵を産み付け、卵塊を形成します。

卵はお盆を過ぎた頃に孵化し、幼虫の集団を作ります。

9月~10月頃

ハマナスやイタドリなどを食べ、脱皮を繰り返しながら成長していきます。

10月頃

地面に降りて巣を作り、越冬します。

【毒針毛による害】

・皮膚のかゆみを引き起こす毒針毛(0.1~0.2mm)は、皮膚に触れ、皮膚を擦るなどして刺さることで症状を起こします。症状は1週間以上続きます。

・皮膚に毒針毛が付いた場合は、擦らずにテープで除去したり、流水で洗い流したりしてください。

・皮膚症状がひどい場合には、皮膚科を受診してください。

・風で毒針毛が飛んでくる恐れがあるため、近くにドクガが発生している場合は、屋外に胃洗濯物を干すことは避けてください。

【卵・幼虫への対策】

・幼虫が好む植物の葉や、壁などに産み付けられる卵塊には親が残した毒針毛が付着していますので、直接手で触れないようにしてください。

・葉の裏に産み付けられた卵塊は、葉ごと切り落とすのが安全です。壁などに産み付けられた卵塊は、割り箸など硬いもので削り落としましょう。除去した卵塊は土に埋めたり、ビニール袋に密封して廃棄しましょう。

・駆除するときは、肌を露出しない格好で、手袋をして行ってください。なお、服の表面に付着した毒針毛が後になって皮膚に刺さり、皮膚症状を起こすことがあるため、作業後は服を放置しないようにしましょう。

・小さい幼虫のうちは比較的毒針毛の害が小さく、また、殺虫剤の効果も高まります。卵塊や、越冬前の小さい幼虫のうちに対策することが効率的な駆除に繋がります。

【成虫への対策】

・殺虫剤や忌避剤が有効ですが、屋内で殺虫スプレーを使用するとドクガが暴れ、かゆみの原因となる毒針毛が飛び散る恐れがあります。屋内で駆除する場合は、濡れた紙や雑巾などで捕まえてください。捕まえた場所に毒針毛が残っている可能性があるため、濡れた紙や雑巾などで拭き取りましょう。

・夜は街灯など光に集まる習性があります。昼間もその近くにいることがあるため、注意しましょう。

・夜に窓を開けておくとドクガが家の中に入ってくることがあるため、窓は網戸にするなどしましょう。

【衣類の取り扱い】

・ドクガに触れるなどした場合、衣類にも毒針毛が付着し、同じ衣類を身につけたときに繰り返し皮膚症状が出ることがあります。毒針毛が付着している恐れのある衣類は、他の衣類とは別に取り扱いましょう。

・布に刺さった毒針毛は洗濯だけでは落ちにくく、洗濯前に粘着テープなどで毒針毛を除去したり、熱処理(熱いお湯につける、スチームアイロンをかけるなど)をしてタンパク質でできている一部の毒を変形させることによって、減毒が期待できます。

・熱処理をする場合には、火傷をしないように注意してください。また、熱で素材が痛むことがあるため、処理前に衣類の表示を確認してください。

・処理の間に新たな害を受けたり、毒針毛が広がったりしないよう、注意して行ってください。

・処置が難しい場合には、衣類を廃棄することも検討しましょう。