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檜山の概要

水産業

hiyama-suisangyou2016

ニシンの種苗放流

 管内の漁業形態は、家族労働を主体とする漁船漁家による沿岸漁業が中心となっており、漁業生産高は、スケトウダラ、スルメイカ等の回遊資源が大半を占めていますが、これら魚種は、来遊変動による好不漁と魚価に大きく左右され、漁家所得も不安定となることから、経営安定化のため、「つくり育てる漁業(栽培漁業)」を推進しています。
 上ノ国町、せたな町、奥尻町、八雲町(旧熊石町)にアワビ種苗生産施設等を整備し、アワビの種苗生産・中間育成を行っているほか、(社)北海道栽培漁業振興公社瀬棚事業所ではヒラメの種苗生産を展開しています。    
 また、ひやま漁業協同組合では、漁業者が自ら採捕したナマコを使用した種苗生産・放流事業を行うなど、振興局、管内各町、漁業協同組合が一丸となって、水産業の振興に邁進しています。近年の主な取組では、ニシン資源の復活を目指して、平成23年よりニシン資源復興協議会を設立し、種苗放流や漁獲量等の把握を行っております。平成24年からは、奥尻町において(独)北海道立総合研究機構(栽培水産試験場)の協力のもと、漁協青年部が中心となり、全道初となる「イワガキ養殖」への取組を開始するなど、新たな栽培漁業への展開も行っています。
 また、北海道は疲弊する日本海海域において、ホタテやウニ、マガキやマボヤの養殖、ナマコの種苗生産、中間育成、放流など「栽培漁業」を中心に、短期間で計画的に安定した水揚げが見込まれる生産体制を目指すことを目的とした「日本海漁業振興基本方針」に基づき、栽培漁業の更なる推進、経営の安定化に向けた支援を実施しています。
 魚食普及分野においては、檜山管内漁業士会による出前授業(江差町立江差北小学校)を開催し、地元水産物の調理を通して檜山の漁業に対する理解を促進しています。
 また、韓国へ輸出する生鮮スケトウダラや船上活〆したサクラマスを海洋深層水で洗浄処理するなど、加工品の販売や付加価値向上にも努め、水産物の消費拡大を図っています。